イーモバイル 新機能(データプランB/「My EMOBILE」かんたんログイン機能)を検証してみた

イーモバイルが、2010/09/17から、データプランB/データプラン21B/My EMOBILEかんたんログイン(通信量無料)サービスを始めたので、どんな機能なのかざっと確認してみた。
検証したのは、2010/09/18なので、その後に仕様変更とかがあっても私は知りません:-)

検証端末は、D31HW。料金プランは、にねんMのデータプラン21。ってことで一応は無制限のプラン。検証PCは、Windows7 64bit(SP1beta適用済み)。

まず、イーモバイルのサイトから、D26HW用のユーティリティをダウンロード+インストールし、データプランB及び簡単ログイン用の設定をPCに準備。その後、ユーティリティを起動すると、
「プロトコル制限あり(B)」「プロトコル制限なし」「My EMOBILE」「EMチャージ」用の設定がしてある。トップが「プロトコル制限あり(B)」なところを見ると、こちらを今後使ってほしいって事かな?そして、「プロトコル制限なし」の注意書きには、「B契約の人が使うと追加料金を取られる」って書いてある。現状は月額3,680円からの完全定額制料金プラン「データプランB」、「データプラン21B」を9月17日より提供(イーモバイル)のプレスリリースに書いてあるが、「2011年5月31日(火)までのご利用に対しては、月間上限通信量5GBの制限はありません」との事。つまり、データプランBを契約すると、プロトコル制限が付くが、現状では、一般的な利用では無制限ってことだね。

さて、ユーティリティの設定がされたところで、各設定を見てみる。
・プロトコル制限なし(従来通り)
APN: emb.ne.jp
接続番号: *99***1#
ユーザー名/パスワード: em

・プロトコル制限あり(B)
APN: emb2.ne.jp
接続番号: *99***1#
ユーザー名/パスワード: em

・My EMOBILE
APN: myemobile
接続番号: *99***1#
ユーザー名/パスワード: em

・EMチャージ
APN: rtc.data
接続番号: *99***1#
ユーザー名/パスワード: em

って事で、APNを見てどのプランで接続するかを判別しているようだ。課金の問題もあるので、同時に電話番号などでの判断もしているのだろう。

んで、検証結果だけど、プロトコル制限なしのユーザーがプロトコル制限あり(B)のAPNを使うことはできるようだ。まぁ、そんなことをするのは非常に無駄ではあるが。使ってみた感じでは、

1. プロトコル制限あり(B)では、10.0.0.0/8でLSN+プロトコル制限をかけているようだ。ざっと思いつくポートの接続確認をしてみたら、
port 25(SMTP: NG)、port 110(POP3: OK)、port 143(IMAP: OK)、port 465(SMTPS: OK)、port 587(SUBMISSION: OK)、 port 993(IMAP4S: OK)、port 995(POP3S: OK) と、メールは問題ないようだ。
当然、port 80(HTTP: OK)、port 443(HTTPS: OK)と、こちらも問題ない。
port 22(SSH: NG)なのは、業務用途に使う場合はちときついか?
port 6667(IRC: NG)なのも、ちと痛い。まぁ、一般ユーザーでIRCをやるか? と言われると、微妙な気はするが。
port 1935(RTMP: NG)なのは、仕方ないか。でも、Ustreamのライブ視聴はできても動画配信はダメっぽい。Ustって、視聴は別なプロトコルだったっけ?
また、某ラジオ視聴もフィルタされているようだ。この辺りは、状況によって変わる可能性は十分ありそうだ。

2. My EMOBILEは、プロトコル制限あり(B)と同じネットワーク網(10.0.0.0/8)を使い、80番以外の外部へのアクセスは全フィルタ、80番へのアクセスは、My EMOBILE簡単ログインサイトにproxyされているようだ。裏を返せば、LSN装置の基本機能の中にリダイレクトの機能も持っているっぽい。

ってところか。

ちなみに、UT-VPNを使って自宅にL2TPを張ったところ、IPv4でアドレスを拾えるけど、通信はできないっぽい。ところが、UT-VPNを使ってMobileFree.jp にVPNを張ったら、なんとVPNが張れてしまった。MobileFree.jp は、2.0.0.0/8 のアドレスを使っているところがキモなのか?
まぁ、2.0.0.0/8 の割り当てが始まった時点で、MobileFree.jp の実験は終了するしかない、もしくはアドレス体系を変更しないといけないから、どこかで使えなくなるとは思うけど、とりあえず動くみたいだ…。

あと、Windows7の基本機能では、APNの書き換え機能はないので、D26HWユーティリティをインストールした時に合わせて入る、モバイル接続のドライバ(これはどうも端末のアンテナレベルとAPN切り替え機能を持っているらしい)を使えば、EMOBILE HW Utilityを使わなくてもできそうだ。

私的には、port 22が使えないとか、自宅にVPNが張れない時点で、使う価値はないのだけど、一般的な用途ではユーザーには割安に提供でき、サービス側には5G/月の使用料金でかつport制限をかけられ、ARPUを一気に上昇させられる料金体系ができたところで、うまく軌道に乗れば収益巻き返しのプランになりそうかな。

→2010/09/19補足
本来の契約としてはデータプランでデータプランBに接続するっていう使い方は正しくはないと思うけど、サポセンに聞いてみたら、うっかりして繋がっても、追加の課金とかはないとの事。データプランBでデータプランに接続することに関しては不明なので、ご注意を。

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